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エアコン1台で家全体を暖房できる床下エアコンってなあに?

【床下エアコン】

床下エアコンという言葉をご存知ですか?
これは、通常は各部屋の上面に設置するエアコンを家の床下に向けて設置し、部屋全体に温かい空気を送るという方法のことです。
設置イメージとしては下記のようになります。

(2階の床面は省略)

エアコン設置場所に穴を開けて、エアコンの吹き出し口が床下に向くように設置します。
使用するエアコンは、一般的に市販されている6~8畳用のもので構いません。
(床下のスペースは狭いため容量の小さなエアコンでも効率よく暖められるためです。)

そして、床下で暖められた空気を各部屋の一部に排出口を設けて吐き出すようにします。
こうすることで、温かい空気が各部屋から排出されるようになります。
場合により、床下にサーキューレータのようなものを設置して空気を効率よく送り出せるようにします。
排気があると吸気が必要ですが、通常はエアコンの室外機が吸気を行います。また、各部屋の冷たい空気は2階の場合は、階段等を使って下に流れて家の中全体を巡回する形にします。

【床下エアコンへのリフォーム】

このような床下エアコンを設置するためにリフォームすることは非常に大掛かりなものとなります。
まず、床下を断熱材で覆って暖められた空気が床下から外へ逃げないないようにします、床下にホコリやチリが溜まっている場合は、きれいに掃除します。(そうしないと汚れた空気が各部屋から排出されることになります。)
次に、家全体の空気の流れを考えて暖かい空気の排出経路を決めます。
このような空気の流れが設計できたら、設計通りにリフォームを行います。

 

【床下エアコンのメリットとデメリット】

メリット
●エアコン1台で効率よく家全体を暖かくできる
●体感温度が高くなる
●直接、温風が当たらないので不快感が少ない
●床面も暖かくなり、過ごしやすく感じられる

デメリット
●連続運転の必要がある
●リフォーム工事が大掛かりになりコストがかかる
●冷房には使えない

このように床下エアコンには、一長一短があります。
特にメリットとしては、床下から温かい空気が送られるため、まず床の温度が高くなり、室温が低くても比較的過ごしやすく感じられます。

一般的に人間が感じる体感温度は、下記のような式で表されます。

       (壁・床・天井の平均温度)+ 室温
体感温度 = ————————————————–
               2

通常のエアコンは、室温を一定に保ちますが、壁や天井の温度は比較的低いままですが、床下エアコンの場合、まず床の下が暖かくなります。そのため、室温が低くても体感温度は比較的高く感じることができるのです。

 

【床下エアコンに適した機種はどれ?】

実は、床下エアコン用として売られているエアコンは存在しません。そのため、床下エアコンに適したエアコンは自分で探さなければなりません。
特に注意するポイントは、現在の室温を監視するセンサーがどこについているかが問題になります。通常のエアコンは、室内機側についていますが、床下エアコンの場合、床下の温度と室温には大きな差ができるため、温度センサーが部屋側に付いている必要があります。
そこで、私なりに色々調べた結果、三菱電機の霧ヶ峰シリーズが適しているようです。
霧ヶ峰シリーズは多彩なセンサーを搭載し、床面温度を認識することもでき、機種によってはセンサーを取り出して別の位置につけられるものもあるようです。

 

 

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