家を建てた時からすでに浸食は始まっている
我が家は建ててからすでに25年が経ちますが、今から思えば、割と早い時期からいろいろな問題がありました。
我が家は、ミサワホームで建てたたので、木質パネル接着工法という手法で建てられています。
これは、家全体を面で支えるため、地震に強く密閉性が高くなっています。
しかし、木というのは経年変化でゆがみが発生するため、壁面に貼られた壁紙が継ぎ目のところで破れたり、めくれてきたりします。
これが、建ててから日が浅いうちならば、建築会社にクレームをつけて補修してもらうことも可能ですが、10年も経過するともう建築会社の保証はなくなってしまいます。
同様に外壁についても同じように隙間が発生し、その隙間に雨水が入り込むと大変なことになります。
我が家の場合は、20年ほど経って、写真のように完全に穴が開いてしまいました。
しかし、これだけ目立つようになったのは、つい最近のことですが、見えないところで徐々に浸食は進んでいたと思われます。
そこで、今マイホームをお持ちの方も、一度家の周りをよく調べてみることをお勧めします。
壁面や継ぎ目、ベランダ部分など、近くに寄ってみると雨水がしみ込んだあとが見つかるかもしれません。そのような場合、早めに対処すれば高額なリホーム費用をかけずに簡単な補修ができる可能性があります。
私は、その点を完全に怠ってきました。
その結果、今回のリフォームでは、200万円以上の費用をローンを借りて実施することになってしまいました。
家は、適切にケアすれば、長く使い続けることができます。外壁は工法によっては30年以上メンテナンスが不要な方法もあるようです。
それでも、日々のケアは怠らないようにしましょう。
そこで、あなたに贈る言葉がこちらです。
「家は建てた瞬間から浸食が始まる」
雨漏りが始まってから手当てをしていたのでは手遅れなんです。
少しでも異変に気づいたら、早めに建築会社やリホーム会社に相談する方がいいと思います。
それと、池を建てるときに利用した建築会社や工務店がすでになくなってしまっている場合もあるかと思います。
そういう時は、インターネットで探すのも一つの方法です。
この際に注意することは、一つの会社に相談するのではなく、複数の会社に相談するようにしましょう。
一つの会社に相談すると思い切り吹っ掛けられて高額な見積もりを出されても、それが高いか安いか判断できないためです。
私も今回はリフォーム比較サイトを利用して複数の業者に相談をしました。その結果、とっても有意義な情報を提供してくれた業者もありました。
リフォーム業者を比較選定するために参考になるのはこちらのサイトです。
よろしければ、一度ご確認ください。
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