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あなたの家は狙われている<防犯対策の必要性>

古い家をリフォームすると見栄えがきれいになってとても気持ちがいいですね。
私は、今回外壁の塗り直しを行いましたので、家に帰るたびにきれいになった壁面を見ながら清々しい気分を感じています。

【防犯対策】
しかし、家の外観が良くなると、はたから見てお金持ちのように思われがちです。
(実際はリフォームローンの返済に追われていたりしますが・・・)
その結果、空き巣や泥棒に狙われる可能性が高くなることも意識しないといけません。せっかく、リフォームするならそのついでに防犯対策も行っておきたいものです。
それでは、具体的に防犯対策はどのように行ったらいいのでしょうか?

防犯対策は、一戸建ての場合、下記のようになります。

  1. 玄関の鍵を不正解錠に強い高性能の鍵に交換
  2. さらに玄関鍵を2つにする
  3. 1階の窓ガラスをすべて防犯用の合わせガラスに取り替える
    (窓の内側に防犯フィルムを貼ることでも効果あり)

これだけで、ほとんどの窃盗被害から免れることができます。

【防犯効果】
(財)都市防犯研究センターの資料によると、窃盗犯が家に入ろうとするときに侵入に5分以上手間取ると約7割の泥棒が、侵入を諦めるということです。
そのデータがコチラです。

このデータでは、2分以内に入れないと諦める泥棒が17.1%、2分を越え5分以内に入れないと諦める泥棒が51.4%となっており、合計68.5%となります。中には10分以上粘る泥棒もいるようですが、家の周りに10分以上も滞在する不審者は通報されてしまいますから、あまり長い時間粘ることはないというわけです。
たぶん、その家の立地条件にもよるでしょう。
周りが開けていて不審者が見つかりやすいような構造の家にはなかなか入りづらいですからね。

そういうわけで、上記の3つの対策を取れば、鍵をピッキングしたり、窓を割ったりするのに5分以上かかるようになり、空き巣被害を防げるというわけです。

【CPマークの部品を使う】
この防犯対策のための窓ガラスや防犯フィルムなどで、防犯効果が高いことを保証する方法としてCPマークが定められました。CPと言うのは、Crime Prevention(防犯)の略称だそうです。下記のようなマークとなっています。

平成16年5月、官民合同会議では「防犯性能の高い建物部品」の普及を促進するため、「共通呼称(防犯建物部品)」と「共通標章(CPマーク)」を制定しました。

官民合同会議は、警察や国土交通省、メーカー団体などで作る「防犯性能の高い建物部品の開発・普及を促進する団体です。
このマークが付いた建物部品を使っていれば、安心と言えるでしょう。
実際には、いつの時点の犯罪手口まで対応できるかを示すために取得年号も表示されるようになっています。

【マンションの防犯対策】
マンションの高層階は窓からの侵入は難しいので、大抵は玄関ドアからの侵入になります。残念ながらマンションの場合、ドアの交換はできないため、二重鍵にすることはできませんが、錠前の交換は可能です。
上記のCPマークの付いた嬢前に交換することで防犯性能を高めることができます。

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