*

階段に踊り場を作ることで安全性と高齢者への配慮を高める

【階段には踊り場を】
高齢者にとって階段は鬼門です。家を建てた頃は若くても、いずれは自分たちも年を取ります。将来の自分たちのためと現在の高齢者のために階段には踊り場を作りましょう。

階段には手すりも必須ですが、階段の途中に踊り場を作ることで、上がっていくときに途中休憩ができます。
また、万が一階段を踏み外しても落ちる距離が半分になり、ケガをしにくくなります。

実は先日、私の義父が自宅の家の階段を踏み外して頭にケガをして、救急車で運ばれるということがありました。
その家の階段は上の図の左側のようにまっすぐになっていました。ただし、階段を踏み外した位置は、階段の中腹付近だったのですが、階段の下が玄関になっていて、その玄関まで転がり落ちてしまったとのことでした。

また、我が家でも娘がまだ2歳の頃に階段から落ちたことがありました。幸い我が家は右側のように途中に踊り場がある作りになっていて、大したケガもなく無事ですみました。

階段の踊り場は、安全面でも効果があります。
リフォームの際には、階段の取り付け方も一工夫して安全性を考慮しましょう。

また、階段に物をおいたりしないこと、階段を降りきったところの安全性にも配慮しましょう。

【階段のすべり止めにも注意】
階段にはすべり止めを付けることで、足を踏み外す危険を減らすことができます。
しかし、この滑り止め足を引っかけて落ちてしまうという事故も発生しています。そのため、滑り止めを付けるときは、踏み面に段差ができないように薄めのすべり止めを使うか、踏み板を削って高低差ができないように気をつけましょう。

また、足元を照らすフットライトなどを付けることでさらに安全性が高まります。

 

 

関連記事

外壁塗装はフッ素樹脂塗料に決めました

今回、塗装材料にはこだわりました。 現在販売されている塗料で最も高いのがフッ素系の塗料です。 耐久

記事を読む

ついにリフォーム工事の開始です

発注業者も決まり、待つこと1ヶ月ほどでようやく工事が始まりました。 工事が始まるまではちょっと長か

記事を読む

耐久性の高いガルバリウム鋼板の外壁という選択肢について

リフォームの見積を数社から取るといろいろな情報がもらえます。 そんな中で、次のリフォームまでの期間

記事を読む

洋式便座

和式トイレを洋式に変えるのは意外と簡単!

高齢になると和式トイレは辛くなる 私の実家は築百年になろうかという木造住宅です。そこに住んで

記事を読む

リフォーム比較をしただけで40万円安くなる情報をゲット!

私は、今回のリフォームに当たって、インターネットを利用して複数の業者から見積もりを取りました。 その

記事を読む

トイレをリフォームしたらキュートになって女性向けになりました!

【水漏れ】 さずがにトイレも築25年を越えてくると故障してしまいました。故障状況は、ウォッシュレッ

記事を読む

屋根裏エアコンの考え方

先日は、1台のエアコンで部屋全体を温める床下エアコンについて説明しましたが、暖かい空気は下から上に流

記事を読む

点検商法や次々商法にダマされないように気をつけましょう!

家を建てて年数が経つとどうしても家の外観が悪くなってきます。 塗装が剥げてきたり、外壁の汚れが目立っ

記事を読む

トイレのリフォーム時は、便器の色に注意しましょう!

水回りのリフォームの中でも特に注意したいのがトイレのリフォームです。 【便器がかわいいトイレ】 トイ

記事を読む

リフォームでシックハウス症候群を改善できる?

【シックハウス症候群】 家を新築し、新しい生活が始まると何もかもがきれいで気持ちが良いはずなのに、

記事を読む

洋式便座
和式トイレを洋式に変えるのは意外と簡単!

高齢になると和式トイレは辛くなる 私の実家は築百年になろうかと

健康な家
自宅待機中の今だからこそ家の中を点検してみよう!

家にいる今だからできることがある コロナウィルスの影響で、家に

増税前のラストチャンス<今動かなければ間に合わない>

【消費税10%時代に備えて】 参議院選挙も終わり、議席は減らしたものの

家全体が暖かくなる低温輻射暖房ってなあに?

いよいよ寒波が到来し、各地で積雪が観測され始めましたね。 あなたの家で

冬を暖かく過ごすためにコールドドラフト対策から始めよう!

寒い冬にリビングなどで食事をしているときに足元から冷たい空気を感じたこ

→もっと見る

  • ご訪問ありがとうございます。 管理人の田中と申します。


    私は、25年前にマイホームを建てましたが、25年の間に建物のあちこちが老朽化し、ついに外観リフォームの実施を決断しました。
    このサイトでは、決断に至るまでの経緯やリフォーム会社の選び方などを書いています。
    建物は外観は良くても内側では大変なことになっている場合も多いです。
    人間と一緒で建物も生きています。
    早めに建物診断を受け適切な対処をすることで、いつまでも住める家になります。

    PAGE TOP ↑